
時間が余って気まずい…
・人気の鉄板ネタが知りたい
そんな疑問に応えます。
トークのネタが弱い時や反応が薄いご利用者が多い曜日は、朝の会が盛り上がりにくく、対策が必要です!

✅ 本記事の内容
✔ 朝の会スピーチで時間が余る理由6選
✔ スピーチの時間が余る場合の人気ネタ5選

この記事を読むと、朝の会スピーチの不安が減るので、少し楽にスピーチに臨めますよ♪

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デイサービスの朝の会でスピーチの時間が余る理由 6選

では、それぞれ解説していきますね。
ご利用者の聞く態勢が整っていない状況で、スピーチを始める
ご利用者がスピーチを聞く態勢ができていない状況で、朝の会を始めても盛り上がりません。
スピーチを聞く態勢ができていない状況とは
- 近くのご利用者やスタッフとおしゃべりをしている
- バイタルチェックを受けている
- 目をつむっていたり、机に伏せている 等
理由は、ご利用者が職員のスピーチを聞いていないなら、反応も期待できないからです。
「朝の会」を始める時刻で、ご利用者の状況を見ずにスピーチを始めるのは要注意!
スピーチを一方的にしてしまい、ご利用者の反応を拾わない
朝の会のスピーチは、スタッフとご利用者のやりとりがあるもの。
しかし以下の原因で、ご利用者の反応を拾い忘れる場合があります。
- スタッフは準備してきたスピーチ内容を一方的に話してしまいがち
- 多くの視線を集まることへの緊張が高まり、ご利用者の表情や小さな発言に気付きにくい
原稿に気をとられず、一方的に話さない!ご利用者を見る!
用意した原稿をしゃべり尽くしてもご利用者の反応がない場合、スピーチの時間は余り、場の雰囲気は寒々しくなり、冷や汗が止まりません。

スピーカーをやるなら誰もが通る道。
大丈夫です。慣れます!
「今日は何の日」ネタにこだわる
朝の会のスピーチでよく利用される「今日は何の日」ネタ。
使い勝手が良い反面、盛り下がる可能性もあります
ご利用者の反応が少なく、場の雰囲気が盛り下がると、結果的に時間が余ります。
理由は「今日は何の日」ネタの中には、朝の会に合わないものもあるからです。
上記のネタは、高齢の利用者に伝わるでしょうか?
正直、僕らにもピンとこないですよね。
「今日は何の日」ネタが朝の会に合うネタとは限らない

「今日は何の日」ネタがご利用者に合わない場合、無理に使わなくてよいですね!
\ 朝の会スピーチの定番「今日は何の日」ネタを使って盛り上げたい方はコチラ⇩ /
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参考【デイサービス朝の会】「今日は何の日ネタ」で盛り上げるスピーチ方法
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ご利用者にとって興味のわくネタを選んでいない

「この話はきっと盛り上がるに違いないと思ったスピーチが、案外盛り上がらなかった」という体験はありませんか?
つまり、「自分が話したい話題」と「ご高齢者が興味のわく話題」が一致するとは限らないということです。
例えば、
30代男性スタッフ
先日美味しいピザ屋を見つけた話題を披露したが、ピザを食べる習慣がないご利用者にはピンときていなかった
40才女性スタッフ
子どもの習い事の送り迎えが大変という話をしたが、ご利用者にはそのような経験がなく反応がなかった
スピーチの前提として、ご利用者にイメージが湧く話題かどうかの見定めが重要ですね。
スピーチの声量や速さがご利用者に合っていない
「スピーチの声量が小さい」・「話すスピードが速い」などの場合、ご利用者に内容が伝わりにくくなります。
すると、ご利用者は理解ができず、反応さえ難しくなります。
つまり、職員のスピーチが一方通行になりがちで、話すことがなくなります。結果として時間が余ってしまいます。
不慣れなスピーチや人前で話す緊張感が原因です

自分のスピーチをスマホの録音機能で確認したり、他スタッフに尋ねてみるとよいですね
反応の薄いご利用者が多い
どんなにスピーチが上手でも、反応の薄いご利用者に反応してもらうことは至難の業です。
なぜなら、発語が難しい方やおとなしい性格の方がアクションをとる場面はそう多くはないからです。
結果的に、反応の薄いご利用者が多い場合に返答やあいづちが見込めず、スピーチが一方通行になりがち。
やはり時間が余りやすいです。
朝の会のスピーチが5分余った時の人気ネタ5選

では早速、スピーチで時間が余った時におススメのネタを紹介します。
では、詳しくみていきましょう。
食べもの
食事は、誰もが毎日おこなう身近な行動のひとつですよね。
だからこそ「たべもの」の話題は、ご利用者の頭に映像が浮かびやすく、反応が起きやすい!
また、スタッフも昨日食べたものなどリアリティのあるスピーチがしやすいです。
食事トークの他に、スーパーで見かけた旬の野菜やくだものや魚(とうもろこし・リンゴ・サンマ等)もご利用者の反応が起きやすいですね。
脳裏に「映像」が浮かびやすいテーマほど、ご利用者の反応は強い
誕生日・誕生月
誕生日・誕生月は、誰にでも必ずありますよね。
誕生月を尋ねられると、嬉しい印象を持つものです。

具体例)



ご利用者全員にインタビューする必要はないです。
次々にご利用者に誕生月を尋ねることで、職員側もコメントが出やすくなります。
兄弟の数
「産めよ増やせよ」の時代に生きたご利用者は、兄弟が多い傾向にあります。
兄弟が ”5人” は当たり前で、”10人兄弟” という方もいます。今の世代から考えると驚きですよね!
兄弟の数を自慢げに答える方も多く、盛り上がりやすいテーマです。




先にスタッフが兄弟の人数を話すことで、ご利用者はトークテーマの理解ができます。
その後にご利用者に尋ねることで発言を出やすくなりますよ。
出身地
出身地に愛着がある方は多く、盛り上がるテーマのひとつ。
ご利用者は、現在の〇〇市でなく、○○郡や〇〇村と回答したりします。
今と呼び名が異なる場合もあり、意外な発見にもつながり、面白いですよ。
”引揚げ” の方もおり、「満州国」と答える方もいるかもしれませんね。





盛り上げるコツ
出身地名を次々にホワイトボードに書くと、ご利用者が理解しやすい。
別のご利用者からの発言も見込めます。
今と当時の道具の違い
今はあまり使わなくなった当時の 「道具」も盛り上がりやすいです。
理由は、今の世代が知らない当時の道具をご利用者が知っている場合が多いため、ご利用者は自慢げにトークを披露することができるからです。
”スタッフに知識と経験を伝える”という「役割・達成感」をご利用者に感じてもらう





スタッフは「へ~」「そうなんですか!」など驚きの反応をすることが盛り上がるコツです
まとめ

今回は「朝の会のスピーチで時間が余った時の対応」というテーマについて切り込みました。
おさらいすると次のとおり。
朝の会のスピーチがうまくいかない場合は、スピーチの技量と言うよりスピーチ周辺の環境に原因がある方が多い気がします。
それなら環境を整えることで、スピーチの盛り上がり方も変わる可能性もありますよね。
再確認してみましょう。
仮にスピーチの時間が余ったとしても大丈夫!
対応策を用意することで、余計な緊張をせずにリラックスしてスピーチに臨むことができます。
「今日は何の日ネタ」でも盛り上がらない場面がいつか必ず出ます。
そんな時は5分でもいいので、盛り上がりやすい鉄板ネタで締めるが賢明です。
また、ご利用者の興味を引いて盛り上がるネタなら、何度でも使った方が良いですよ。

「一度した話はしてはいけない」ということはありません。
ただし、鉄板ネタが1つだとクリアなご利用者に飽きられる場合があります。
そのため、鉄板ネタが複数あるに越したことはありません。
「ご利用者の興味を引けるネタ」・「共感を呼べるネタ」をストックしておくと良いですね。
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。