この記事で解決できるお悩み
✔ 介護の仕事はやはり大変な仕事なの?
✔ 介護の仕事はどの内容がきついか知りたい
✔ 介護の仕事をやれる気がしない…
本業はデイサービスで生活相談員と介護職を務めています。
ご紹介する【未経験の介護職だった僕が「きつい」と感じたこと】を読めば、介護職の具体的な大変さがイメージできますよ!
まずは「介護職を始めたばかりの時期、どんな仕事内容がきつかったの?」という疑問に回答するので、ぜひチェックしてください。
※「すぐ介護の仕事の大変さを解消する方法を知りたい!」という方は、入職時に「きつい」と感じた際の対応策」へと進んでくださいね。
なお「面接を受けてみようかな!」という方は、以下記事を参考にしてくださいね!
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介護の仕事を始めた頃に「きつい」と感じること
僕が介護の仕事を始めた頃、とても戸惑った記憶があります。そのような内容を以下にまとめました。
✔ 他の職員が忙しそうな時に、自分はどんな動きをするべきか分からない
✔ 排泄介助(トイレ)の際、排泄物や臭いへの抵抗感
✔ 初対面のご利用者と何を話せばいいのかわからない
✔ 人前で話をする緊張感とうまく話せないもどかしさ
✔ 少しの間、フロアを一人で任せられること
✔ 入浴する際の更衣で、ご利用者の服の着脱が難しい
✔ 認知症がある方への対応が難しい
✔ 送迎のコースを覚えることができない
それぞれを解説していきますね。
他の職員が忙しい時、自分はどんな動きをするべきか分からない
他の職員が忙しい状況だとしても、新人は仕事の指示がないと動きづらいもの。
なぜなら新人は、介護現場の全体像や仕事内容の優先順位、仕事の進め方を知らないからです。
実際に僕も介護職をはじめた頃に現場が忙しくなると、自分は何をすべきかわからなくても、他スタッフに話しかけづらくてオロオロしていました。
むしろ自分ができる仕事を始めたとしても、他スタッフから「仕事の優先順位が違う」という指摘を受ける場合もあり、結局は動きづらいです。
排泄介助(トイレ)の際、排泄物や臭いへの抵抗感
※排泄介助とは、排泄の行為や動作が難しいひとを介助したり、おむつやパット交換をすることをいいます。
先輩スタッフは慣れた様子でテキパキと処理します。
しかし一般的に、自分や子ども以外の排泄物や、臭いに抵抗を感じるものと思います。
なので僕は先輩スタッフの排泄介助に同行した際、内心は「まじか~」と萎えました…。
それと同時に「介助者により、ご利用者の生活は成り立っている」という介護職の使命感を肌で感じ取りました。
ご利用者と何を話せばいいのかわからない
介護現場で初めての仕事はおそらく利用者とのコミュニケーション。社交的な方はともかく、口ベタな方は何を話せばいいのか困るでしょう。
なぜなら、初対面でなおかつ自分と年齢が全く違う方々と会話することに、大抵の方は慣れていないからです。
僕も他スタッフから「話す内容はなんでもいいから」と言われましたが、「何でもいい」が抽象的でイメージがわかず、利用者との沈黙の時間が苦痛でした。
そのため入職したばかりの方には、利用者とのコミュニケーションが意外にハードルが高い仕事かもしれません。
人前で話をする緊張感とうまく話せないもどかしさ
事業所によりますが、朝の会や体操など、複数の利用者に向けてスピーチをすることがあります。人前でのスピーチは、どちらかと言えば苦手な方が多いのではないでしょうか。
なぜならスピーチは、注目を浴びる中で5分、10分程のスマートな発言が求められるからです。
実際に僕が入職した頃、朝の会スピーチでは、緊張して汗でシャツがビッショリになりました。
そのため、仕事を始めたばかりでおこなう利用者へのスピーチは大変かもしれません。
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少しの間、フロアを一人で任せられること
利用者がいるフロアを一時的に自分ひとりで担当する場面は、ものすごいプレッシャーを感じます。
なぜなら利用者に何か変化が起きた場合に、何をどう対応していいかわからず不安だからです。
僕の例として、他スタッフは入浴介助や訪問客対応、フロアは自分ひとりの時に、利用者が立ち上がった時はドキドキしてストレスを感じました。
そのため短時間でもフロアが自分ひとりの状況は、心理的に負担を感じやすいと思います。
入浴の着替えで、ご利用者の服の着脱が難しい
利用者の着替えの介助は、慣れと技術が必要のため想像以上に難しいです。
特に服を脱ぐより着てもらう時にコツがあります。さらに身体にマヒがある場合は専門的な着せ方の知識が必要です。
僕も当初は、片マヒの利用者の衣服の着脱や足につける装具の着脱に時間がかかり大変でした。
着替えは一朝一夕にできるものではありません。そのため、最初は特に難しく感じると思います。
認知症がある方への対応が難しい
認知症がある利用者の行動に驚くことがあるかもしれません。
なぜなら認知症の利用者には専門的な対応方法があり、知識や経験がないと対応が難しい場合があります。
僕が当時驚いたことは、入浴拒否のため半年ほどお風呂に入っていない認知症のご利用者にスタッフがお声かけをする場面を見たことです。
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そのため、認知症の方への対応は知識と経験が必要で、入職当初は対応に困るかもしれません。
送迎のコースを覚えることができない
利用者の数だけ自宅の場所やコースを覚える必要があり、なかなか大変です。(※送迎がある施設に限る)
なぜなら、数十名の利用者宅の場所を覚える必要があります。また、曜日により利用者メンバーは変わるのでコースもまた変わってきます。
僕は当初、道や家の場所をスムーズに覚えることができず、休日に利用者の家めぐりドライブをしていました。
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未経験者が入職時に「きつい」と感じた時の対応策
介護の仕事を始めたばかりは、慣れない業務や知らないことが多く、気を休めることができないかもしれません。
しかし「仕事がきつい」と感じたとしても、対応策があれば気持ちが楽になりますよね。
介護の仕事が大変と感じた時、対応策は以下のとおり
ココがポイント
✔ 仕事ができなくても無駄に落ち込まない
✔ 人柄の良いスタッフに相談をする
以下、それぞれを解説していきますね。
仕事ができないからと無駄に落ち込まない
慣れない介助や初めての介護記録でてんやわんや…。周りのスタッフの手をとらざるを得ません。その結果、自分を卑下してしまいがちになりますが、まったく不要な考えです。
なぜなら周りのスタッフも同様に、最初の頃は誰かの手を借りて仕事をしていたのですから。
僕も入職当初、自分の仕事が遅くせいで職場全体の仕事の進行が遅くなり、落ち込みました。
しかし、先輩スタッフから「最初から仕事ができたら、自分達(先輩スタッフ)の立場がない。最初から仕事ができると思ってない」と励ましてくれました。
なので、自分でテンションを下げる必要はありません。むしろ「自分は悩むほど懸命に取り組んでいるんだ」と自分の機嫌をとってあげてください。
人柄の良いスタッフに相談をする
入職当初の悩みは、一人で抱えても前向きな答えは出にくいものです。
相談相手は上司である必要はありません。相性の良さそうな職員に話をしてみると、気持ちが楽になります。
なぜなら、先輩スタッフも同じ経験をしたはずなので、悩みどころや解決策を知っていることが多いからです。
僕は当初、身体介助のやり方が悩みで、先輩スタッフに介助の練習をさせてもらいました。
つまり、初めての仕事内容で今までと異なる仕事環境なら、つまづくのは当然です。
それならば、同じ経験をした先輩スタッフに入職初期の悩みごとをきいてもらうだけでも救われます。
まとめ|1ヶ月経てば、慣れて少し楽に感じるので大丈夫!
未経験の方が介護の仕事に飛び込めば、初めての介助や慣れない環境で、自分を追い込んでしまうかもしれません。
しかし、ご紹介した「入職時にきついと感じた時の対応策」を実践すれば、徐々に慣れて、現場を楽しむ余裕ができますよ!
最後に、ご紹介した内容をおさらいしておきましょう。
介護の仕事に飛び込むと、初めての業務と慣れない介助で大変です。入職初期の困りごとをまとめました。
入職初期の大変な時期は、誰もが通る道。苦しまなくて大丈夫ですよ。
なお「面接を受けてみようかな!」という方は、以下記事を参考にしてくださいね!
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