・利用者に嫌われない方法を知りたい!
そんな悩みにこたえます。
ご利用者の反応が、自分と他の職員とでは違った経験はありませんか?
本記事では、ご利用者から嫌われないコツを知ることで、ご利用者とのトラブルを防ぐことができます。
また、精神的に安定して仕事を続けることができるようになります。
僕は介護職の10年間で3回ほど、ご利用者に嫌われました。ショック⤵
こんな方におすすめ
- ご利用者に嫌われて、仕事が楽しくない方
- ご利用者に嫌われない「予防策」を知りたい方
この記事を書いたひと
✅デイサービス生活相談員 兼 介護職 11年目
✅日々のレク制作と担当 900回以上
✅社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員の資格あり
✅他職種からの転職組40代男性
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ご利用者から嫌われて起こる影響
ご利用者に嫌われてしまうと、自分の精神面はもちろん、他利用者や他スタッフにも影響することがあります。
昔に僕が感じたことを、以下にまとめます。
嫌われた影響
✅ 仕事のモチベーションが下がる
✅ 自分を嫌う利用者を意識して、パフォーマンスが下がる
✅ 2次被害を受ける可能性がある
以下、解説します。
仕事のモチベーションが下がる
<嫌われる=自分を否定される>
つまり、仕事のテンションは当然、落ちてしまいます。
しかもプライベートでも、ふと思い出すことで気分がガクッと落ちるんです。
・朝起きた時
・自宅を出発する時
・その利用者が視界に入った瞬間
・その利用者との会話直前
自分を嫌う利用者を意識して、パフォーマンスが下がる
その利用者を意識するあまり、いつもの雰囲気が作り出せなくなります。
特に、朝の会やレクレーションなど、盛り上げる必要がある時に顕著。
意識してしまって、場の雰囲気がうまく作れません。
焦って普段に近づけようとすればするほど空回り。絶望です…⤵
2次被害を受ける可能性がある
自分を嫌う利用者が、他の利用者やスタッフに悪口を言う場合があります。
すると他の利用者やスタッフまで、先入観で自分のことを悪く思うかもしれません。
自分を嫌う利用者がジャイアンのような影響力がある方なら、なおさら危険です。
スタッフなら話せば理解してくれますが、他の利用者の中には真に受ける方もいるかもしれません。
利用者から嫌われる理由
ご利用者も職員と同じ時間を共有するため、意味もなく嫌うことはあまりないでしょう。
つまり嫌うには、何かしら理由があるはず。
以下、ご利用者が職員を嫌いになるきっかけです。
思い当たることがあれば修正しましょう。
利用者を軽んじる態度
直接話さなくても、職員のふだんの態度で、利用者は職員を「好き・嫌い」と判断する場合があります。
利用者はあまり動かない方が比較的多いので、職員の動きや態度をじっと見ています。
例
・利用者が職員を声や身振りで呼んだにも関わらず、無視する
・職員が面倒くさがって、ご利用者のくつを足でそろえる
そのようなことが積み重なり、ご利用者による職員の烙印が押されます。
マナーに欠ける言動
親しみを込めたくても、タメ口や馴れ馴れしい話し方はNGですね。
お互いの距離感は、時間をかけて少しずつ近づけていくものですよね。
逆に急に近づけようとすると、離れていく可能性があります。
信頼関係を築きたいなら、話す頻度を高めて会話の質を上げる必要があります。そのためにも、話し言葉は丁寧な方が安心感を持ってもらえるでしょう。
また、上から目線や子どもに言うような言動も嫌われるので注意が必要です。
介助に時間がかかり過ぎる
利用者にとって介助が負担になることがあります。しかも時間がかかるとなおのことです。
例えば、排泄の介助や入浴や着替えの介助、食事の介助など。
介助の作業がスマートでない場合、ご利用者はきつい体勢が続いたり、疲れが出ることがあります。
少しずつでも介助動作の精度を上げることで、ご利用者はもちろん自分もラクになります。
どの利用者にも同じコミュニケーションのとり方をする
ご利用者の性格は十人十色。
コミュニケーションもご利用者によって変える必要があります。
一辺倒な会話のやりとりでは、疎まれたり、ややもすると怒られる場合があるので注意!
話したい方、話がききたい方、話をしたくない方などさまざまです。
そのため、臨機応変な対応がポイントですね。
相性の問題
理由もわからず、嫌われたり無視されたりする場合も中にはあります。
もちろん、ご利用者全員と良い関係性を築きたいですが、難しい場合もあり得ます。
その際は、やれるだけの打開策は全てやりましょう。
それでも無理なら、必要最低限の関わりがお互いにとってベターと言えます。
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利用者から嫌われないための予防法
正直、ご利用者に一度嫌われると、関係を修復するには時間と手間がかかります。
また、完全に関係が修復するとは限りません。
つまり、ご利用者に嫌われないに越したことはありません。
そこで次は、僕や他スタッフがご利用者との関係作りのために実施していることを解説します。
集団向けと別に、利用者ごとのあいさつ回り
多くのご利用者がいる中、職員が自分一人のためにあいさつに来るのは嬉しいものです。
集団に向けての話と個人に向けての話は、受け手の価値が全く違います。
30秒ほどの軽いあいさつを交わすことが、嫌われないポイントになります。
利用者の性格を情報収集し、対応方法をリサーチする
自分や他スタッフのご利用者に対する関わりを見て聞いて、情報を集めて対応に活かします。
好みの話題や嫌いな話題、生い立ちや出身地など情報を集めて、実際の会話のやり取りに使います。
自分の事をわかってくれる人は嫌いにはならず、信頼されるでしょう。
前回のトーク内容を次回のトークにつなげる
前回話した内容をふまえて、今回の話に活かせばご利用者は嬉しいものです。
話を覚えてもらっていたことは、ご利用者に限らず、私たちでも嬉しいですよね。
だからこそ、前回のトークを意図して敢えて今回話すことも有効です。
まとめ
ご利用者から嫌われることは「百害あって一利なし」です。
仕事の業務に差し支える場合もあります。なにより仕事が楽しめない要因になります。
ご利用者に一度嫌われると、関係性をフラットにすることは容易ではありません。
そのため、ご利用者に嫌われないように、未然に対策を練ることが重要です。
ご利用者に嫌われないように信頼関係を築いて、お互いに認め合う状態を作りだして、楽しく仕事をしたいものですね。
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