”子供が学校ない日は定休日”の職場がいいな…。
そんな悩みを解消します。
介護の仕事は「夜勤がつきもの」「土日休めない」というイメージがありませんか?
しかし、「夜勤がない」・「土日休み」の職場は実際にあります。
そのため、子育て中の方や家族の時間を確保したい方などにおススメの働き方です。
現役介護士の僕が、日勤で働く介護士の特徴を解説します。
この記事の内容
✔ 日勤で働く僕の体験談
✔ 日勤で働く介護士のメリット・デメリット
✔ 日勤で働ける介護の施設と特徴を紹介
本記事を参考にすれば、日勤で働く介護士の特徴がわかります。また日勤で働ける介護施設がわかり、転職における求人応募の幅が広がります。
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日勤で働く介護士の仕事内容
介護士には様々な仕事がありますが、その中でも日勤ならではの仕事内容もあります。
以下が日勤介護士の主な仕事内容です。
夜勤にはない日勤の仕事例
入浴介助:自身での入浴動作や着替えが難しい方に対する職員の補助。
レクレーション:集団や個別に対し、ホワイトボードによる脳トレ、リハビリを兼ねたゲーム、貼り絵など手作業を行う。
送迎:通所の場合の迎えと送り。時間管理と地理の把握、駐車技術などを要する。
調理:訪問介護の場合、時間内に段取りよく調理する技術を要する。
買い物:訪問介護の場合、利用者のニーズをきき、時間内に購入する。
夜勤・日勤どちらにもある仕事
食事介助:ひとりでうまく食事ができない方に対する職員の補助。
排泄介助:ひとりでうまく排泄動作ができない方に対する職員の補助。
日勤は活動性の高いサービス、夜勤は活動性の低いサービスを利用者に提供します。
次は個別の仕事内容を一日の流れに組み入れてみましょう。
日勤で働く介護士の1日のスケジュール
日勤で働く介護士の仕事内容を1日の流れです。ここでは僕が働くデイサービスを例にとります。
8:30 出勤・朝礼・送迎
9:30 健康チェック
10:00 朝の会・入浴介助・集団体操・排泄介助
12:00 昼食介助
13:00 休憩
14:00 レクレーション・機能訓練
15:00 間食介助
16:00 送迎
17:30 終礼・退勤
利用者の数や介護の度合いにより、時間は多少前後しますが、概ねこのようになります。
日勤介護士のメリット・デメリット
日勤はメリットだけでなく、デメリットもあります。どちらも説明しますので、仕事選びの参考にしてください。
日勤介護士のメリット
ポイント
・仕事が1日ごとに完結する
・スタッフが多く、万が一の対応が安心
・規則正しい生活が送れる
上記を詳しく解説します。
<仕事が1日ごとに完結する>
通所や訪問系はサービスが1日ごとです。
老人ホームのなどの入所系と違い、サービスが連続しません。
例えば、通所系では日曜日は定休日が多く、職員全員が一斉に休めます。
つまり、誰かが常に働いている環境でないため、ストレスがたまりにくい職場構成と思います。
<スタッフが多く、万が一の対応が安心>
利用者の急変時や転倒などのトラブルの際、日勤帯は職員が多く、誰かに相談できる環境です。
対して、夜勤は利用者が休む前提のため職員数が少なく、万が一の場合に相談が困難。
例えば、利用者が急変した際、日勤帯なら看護師や管理者がいて相談や処置ができます。
つまり、日勤帯は仲間が周囲にいるため、精神的ストレスが夜勤より少ないと言えます。
<規則正しい生活が送れる>
勤務時間帯が朝から夕方までと決まっており、規則正しい生活による勤務が可能。
仕事と子育て、趣味、習い事等の両立が可能です。また家族との時間の共有がしやすいと言えます。
日勤介護士のデメリット
注意ポイント
・給与が「夜勤ありの職場」に比べ低い
・求人が「夜勤ありの職場」に比べ少ない
・イベントの企画・開催が大変
以下、掘り下げていきます。
<給与が「夜勤ありの職場」に比べ低い>
介護士の給与は他の職種より低めですが、夜勤のない日勤介護士の給与はさらに低めです。
なぜなら、夜勤手当がないから。
例えば、夜勤を伴う介護老人福祉施設の平均月給は350,430円ですが、日勤のみの通所介護事業所は280,600円となり、約7万円の差があります。
日勤の介護士の給与だけでは満足のいく働き方ができない可能性があります。
<求人が「夜勤ありの職場」に比べ少ない>
日勤のみの介護士の求人募集は夜勤ありの職場に比べて少ないのが現状です。
なぜなら、家族との生活リズムを共にしたい方は多く、日勤介護士は求人がでると応募が相応にあり人気があるからです。
<イベントの企画・準備・開催が大変>
敬老会などのイベントに向けて、普段の介護業務以外に企画・準備・実施が必要となります。
事業所によって規模もさまざま。力を入れている事業所は準備が大変。
例えば、夏祭り、敬老会、クリスマス会など催し事は次から次にやってきます。
催し事は日中に開催するため、日勤者の仕事となります。
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日勤で働ける職場とその特徴を解説
日勤で働ける介護士にはどのような職場があるのか解説します。またその特徴を解説していきます。
日勤で働ける介護士の職場
✔ デイサービス
✔ デイケア
✔ 訪問介護
✔ 日勤のみパート
では、詳しく解説していきます。
<デイサービス>
高齢者が入浴、食事、機能訓練などのサービスを日帰り・送迎付きで受ける施設。
例えるなら、高齢者が通う学校のイメージですね。
身体的な介護度が低い高齢者が多いので、介護業界初めての方が働きやすい職場と思います。認知症の方も多く、認知症について学びたい方におすすめです。
定休日の特徴は、「日曜と年末年始」の事業所が比較的多いです。※異なる事業所もあり
医療法人運営のデイサービスには、土日祝の事業所もたまにあります。
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<デイケア>
高齢者がリハビリを中心としたサービスを日帰り・送迎付きで受ける施設。
例えるなら、病院を退院した後にリハビリの通院を続けるイメージですね。
体の手足にマヒがある方や車いすの方も多く、デイサービスに比べてリハビリや医療に寄った仕事ができます。
定休日の特徴は、日曜に加えて土曜や祝日も定休日の事業所がデイサービスより多いこと。※もちろん、土日祝が営業日の事業所もあり。
<訪問介護>
ヘルパーが自宅訪問して、食事・入浴・排泄などの介助や掃除・洗濯・買い物などの家事を行うサービスです。
利用者ひとりにつき、およそ1時間以内のサービス内容が多いです。移動を伴い、自前の自転車・原付バイクなどを使います。利用者の家が仕事場になるため、慣れるまで部屋の配置やモノの所在場所(例:調理の場合、しょうゆや塩がどこにあるか等)の把握が大変です。
利用者とマンツーマンの状況になるので、信頼関係が特に重要です。
社員としては、ヘルパーの手配や調整、担当者会議の参加・計画書作成などが主な仕事になります。
<日勤のみパート>
入所施設は夜勤が必須と思いきや、実はパートは例外です。夜勤のある入所施設(特養・老健など)でもパートであれば日勤が可能。
始めはパートで勤めて、実際の介護体験や職場の雰囲気、人間関係が自分と合えば、社員の申請をすることもスマートな就職方法と思います。
日勤介護士としての僕の体験談
<生活リズム面>
・自分の休みは、日曜と平日の週休2日制。日曜は家族との時間を楽しみ、平日休みは1人の時間を満喫できています。
・朝夕の食事や晩の家族団らんの時間を毎日過ごせています。
<仕事面>
・小学生の子どもと朝7時半に出勤。18時頃に帰宅。
・デイサービスの送迎では、金曜夕方は交通量が増加するため時間がかかりイラっとします。逆に土曜や祝日は逆に道路が空いており短時間で済むので嬉しい。
<お金の面>
・お金の面では、「夜勤ありの職場」より給与は少ないです。しかし、ぜいたくはできませんが、特にお金に困るということはありません。
多様な働き方が可能|優先順位を考えて選びましょう
介護の仕事は様々な施設形態があるため、求職者は働き方を選ぶことができます。
給与面か、プライベートの充実か、ライフスタイルに合った仕事選びをすることをおススメします。
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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