
デイサービス現役介護士が
その悩みを解決します

本記事の内容
- 質問がひらめくコツ
- 内定に結びつく質問のポイント
- 筆者の体験談
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・ 異業種を退職後、1年後に介護職へ転職
・ デイサービス介護職 兼 生活相談員 9年目の40代中堅職員
・ 介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャー 資格保有
施設見学時に質問には、事業所との相性確認や採用面接の合格率アップなどのメリットが想定されます。
見学時のチェックポイントや申込方法はコチラ⇩
>>【極意】デイサービス見学のメリット5選|申込み方法やポイントも解説
ただ、案内役の役職者にどんな質問をすべきか悩みませんか?
本記事では、介護未経験の方向けに見学時の質問のコツをお伝えします。

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介護施設の見学で質問するメリット

見学時に担当者に質問するメリットは次の2つ。
では、上記内容を解説しますね。
入職前のイメージと入職後の仕事内容のミスマッチを避けることができる
求人情報やホームページの気になった点を実際に質問することで、疑問や不安を解決することができます。
なぜなら求人情報やホームページはアピール要素が強く、想像する職場のイメージと実際の職場環境が違う場合もあるからです。
もしそうなれば、入職後に「こんなはずじゃなかった」とモチベーションが下がったり、短期間での退職もありえます。
だからこそ、見学担当者と話す中で、気になる点を確認することが重要なのです。
例えば、
・お風呂は 「大浴場」と「個人浴」どっち?
・「集団レクレーション」 と 「利用者が各々過ごす時間」 のどちらにウェイトを置いているか?
・レクレーションの備品は、「既製品を購入するのか」・「職員が自作するのか」
つまり、施設側の考え方と自分の価値観と照らし合わせることで、自分と施設との相性が判断できます。
採用面接より先に施設見学で質問をすることにより、あなたが先に施設との相性を判断できます。
採用面接の際、緊張せずに自信を持って臨むことができる
その後の採用面接試験では、緊張はつきものです。
ですが、施設見学の気になる点が解決していれば、迷いなく面接に臨むことができますよね。
さらに、採用面接が一度訪問した場所で面識ある職員がいれば、安心感も生まれるでしょう。
つまり、必要以上に緊張せず、自信を持って採用面接に臨むことができると思います。
僕が受けた面接の体験談はコチラ⇩
介護施設の見学での質問がひらめく方法

見学の案内スタッフにに対して、緊張して「何を尋ねればいいか」言葉が出ないこともあるでしょう。
そんな状況で、もし質問が自然に次から次へと湧いて出てきたらどうでしょう?
見学担当者はあなたの意欲をビリビリと肌で感じます。あなたも緊張がほどけて気分が楽になります。
結果として、見学する側される側の両方に有意義な時間を過ごせますよね。
そこで施設見学で質問がひらめく方法は次の2つ。
施設見学で質問がひらめく方法
では、それぞれ解説しますね。
受け身で見学しない
1つ目は、受動的に施設見学をしないことです。
理由は、受け身な気持ちでは案内スタッフの話に終始してしまい、質問が頭に浮かばないからです。
自分がその職場で働く想像をすることが重要
理由は、その職場を自分事に捉えることで、脳が気になる点・質問を勝手に探し始めるからです。
主体的な気持ちで臨むことで、素敵な質問がひらめくでしょう。
そしたら、頭をよぎった素朴でリアルな疑問を見学担当者に問えばよいですよ。
想像するイメージとリアルな介護現場の違いを言葉にする
2つ目は、自分が抱く介護現場のイメージと実際に見た現場との違いを言葉にしてみましょう。
自分の想像した現場と実際の現場とのギャップの理由を知ること。それが質問になります。
~ 例1 ~

「男女比は 1:1」
現場を見た感想「利用者の男女比は明らかに男性が少なく、女性が圧倒的に多いな。なんで?」
⇩
質問「男性が少なく感じますが、全体で男性と女性の比率はどれくらいですか?」
質問「なぜ、男性が少なく女性は多いのでしょうか?」
~ 例2 ~

「施設には認知症の人がいる。」
現場を見た感想「どの人が認知症なのか見当がつかない。」
⇩
質問「認知症の方は、全体の何割ですか?」
質問「私は認知症の方と接したことがなく不安があるのですが、職員の方はどんな対応をするのでしょうか?」
~ 例3 ~

現場を見た感想「車いすの利用者が浴室に入っていくな。どんな風にお手伝いするのかな?」
⇩
質問「車いすの方は、どのように入浴するのでしょうか?」
質問「職員の方が、利用者さんの頭から足先まで洗うのでしょうか?」
介護未経験の方は、介護現場を見れば見るほどに疑問は湧くはずです。
それを一つずつ案内スタッフに尋ねることで、きっと積極性は伝わります。
内定に結びつく質問のポイント

そもそも施設見学する方は少数なので、内定に結びつく質問をしてアピールしましょう。
内定に結びつく質問のポイント
では、それぞれ解説しますね。
質の高い質問は不要で、熱量が大切
プロに対して知識でうならせる必要はありません。
それより「私はここで働く気だから色々知りたい!だから聞いておきたいん!」という自分と施設側の距離感を近づける気持ちが重要。
その熱量が見学担当者に伝わり、一緒に仕事をしたいという気にさせることができます。
質問に自己アピールを絡める
今後の採用面接をふまえ、見学時の質問にあなたの長所を含ませることで、採用担当者の記憶に残りやすくなるかもしれません。
見学者と見学担当者の双方にメリットがある方法と言えます。
~例1~

~例2~

~例3~

など、特技の必要はありません。プライベートで介護と関連がある内容がよいでしょう。
見学時に自分の情報を相手に提供することは、のちの面接時の話題作りにもプラスです。

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質問すべきでない場面に注意する
見学中に質問をすると迷惑になる場合があります。
上記の場合は質問事項はメモに残して、場が落ち着いた際に質問をするようにしましょう。
職場見学の実体験

僕も当時、職場見学をおこなって質問をしました。
以下、その時の体験談をお伝えします。
僕が施設見学した時の状況
始めに通された部屋 | 相談室 |
所要時間 | 約30分 |
施設見学の案内役 | 管理者 |
僕が案内スタッフに尋ねた質問事項
以下、僕が案内スタッフに尋ねた内容です。
施設見学で意外なメリットがありました!
質問と回答以外に、案内スタッフから事業所の現況や求める人材像の話もありました。

見学時の質疑応答で、有力な情報を得ることができました。
それにより、時間と手間がかかる履歴書や職務経歴書の自己アピール文の作成がスムーズに出来るという副産物も生まれました。
まとめ:施設見学の質問はメリットだらけ

今回は、介護施設の見学で担当者のハートをつかむ質問のポイントを解説しました。
以下、おさらいしますね。
施設見学で質問がひらめく方法
内定に結びつく質問のポイント
採用面接でも施設見学でも、緊張する方が多いと思います。
初めての場所で初対面の方と話すので、緊張しない方が少数派です。
緊張していいんです。
緊張しても見学や質問をすることで、自分の働く可能性のある職場とのマッチング判断ができます。
さらに、採用面接時に自信を持って臨めます。
見学時の質問は、自分に合った職場探しに役立ちますよ

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