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介護士の転職サポート

【実話】介護施設の見学で担当者のハートをつかむ質問のポイント

2021年9月22日

表題

 

介護施設の見学で色々質問した方がよいことはわかるけど、何を聞けばよいのか、わかりません。

こんな悩みを解決します。

本記事の内容

・質問がひらめくコツ

・介護施設の見学で、内定に結びつく質問のポイント

・筆者の体験談

 

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・ 異業種を退職後、1年後に介護職へ転職

・ デイサービス介護職 兼 生活相談員 9年目の40代中堅職員

・ 介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャー 資格保有

 

就職・転職活動の中には施設見学があります。

施設見学時の質問により、事業所との相性確認や採用面接の合格率アップなど、メリットがあります。

 

ただ、案内役の役職者にどんな質問をすべきか悩みませんか?

本記事では、介護業界未経験の方向けに質問のポイントをお伝えします。

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介護施設の見学で質問するメリット

表題 

見学時に担当者に質問するメリットは次の2つ。

✅ 入職前の職場イメージと実際の職場環境とのミスマッチを防ぐことができる。

✅ 採用面接時、緊張が軽くなり自信を持って臨むことができる。

 

では、上記内容を詳しく解説しますね。

 

 

入職前の職場のイメージと実際の職場環境とのミスマッチを防ぐことができる。

想像する職場のイメージと実際の職場環境は多少違うものですが、違い過ぎると注意が必要です。

入職後に「こんなはずじゃなかった」とモチベーションが下がったり、短期間での退職もありえます。

また、見学担当者と話す中で、ホームページではわからないことが見えてきます。

 

例えば、

・お風呂は ”大浴場なのか?個浴なのか?”

・”集団レクレーション” と ”利用者個人が各々過ごす時間” のどちらにウェイトを置いているか?

・レクレーションの備品は、スタッフの自作と既製品の購入のどちらが多いのか?

 

つまり、見学する施設の良し悪し以外に、自分の直感や価値観と照らし合わせることで、自分と施設との相性が判断できます。

質問による情報収集を行い、事業所側による採用面接より先に、あなたが先に施設との相性を判断することをおススメします。

 

 

採用面接時、緊張が軽くなり自信を持って臨むことができる。

その後の採用面接試験では、緊張はつきものです。

ですが、施設見学で質疑応答により多少の疑問が解決していれば、面接時に回答もしやすいはず。

さらに、採用面接が一度訪問した場所で面識ある職員がいれば、安心感も生まれるでしょう。

つまり、重度の緊張せずに、自信を持って採用面接に臨むことができると思います。

 

 

介護施設の見学での質問がひらめく方法

グラフィック

初めての場所で初対面の見学担当者とコミュニケーションがとれたら、最高ですよね?

しかし、初めての場所で面識ない相手に対して、緊張して言葉がうまく出ないこともあるはず。

 

そんな状況の中、もしも質問が自然に次から次へと湧いて出てきたらどうでしょう?

見学担当者はあなたの意欲をビリビリと肌で感じます。あなたも緊張がほどけて気分が楽になります。

結果として、見学する側される側の両方に有意義な時間を過ごせますよね。

 

そこで施設見学での質問がひらめくためにやることは以下の2つ。

 

介護施設の見学での質問がひらめく方法

・受け身で見学しないこと

・自分の思うイメージと実際の現場の違いを言葉にすること

 

では、それぞれ解説しますね。

 

 

受け身で見学しないこと

1つ目は、受動的に施設見学をしないことです。

なぜなら、受け身な気持ちでは質問が頭に浮かんできません。

 

では、どのようにしたら積極的に施設見学できるのでしょう?

それは自分が管理者や施設長のつもりになり、施設を見学するイメージを持つこと。

理由は、施設見学を自分事に捉えることで、脳が勝手に気になる点・質問を探し始めるからです。

主体的に見学することで、緊張感が和らぎ、場を楽しめる余裕が生まれてくると思います。

 

そしたら、頭をよぎった素朴でリアルな疑問を見学担当者に問えばよいです。

 

 

自分の思うイメージと実際の現場の違いを言葉にすること

2つ目は、自分が抱く現場のイメージと実際に見た現場との違いを言葉にしてみます。

自分の想像した現場と実際の現場とのギャップの理由を知ること。それが質問になります。

 

~ 例1 ~

イメージ「男女比は 1:1」

現場を見た感想「利用者の男女比は明らかに男性が少なく、女性が圧倒的に多いな。なんで?」

質問「男性が少なく感じますが、全体で男性と女性の比率はどれくらいですか?」

質問「なぜ、男性が少なく女性は多いのでしょうか?」

 

 ~ 例2 ~

イメージ「施設には認知症の人がいる。」

現場を見た感想「どの人が認知症なのか見当がつかない。」

質問「認知症の方の割合は全体のどれくらいですか?」

質問「私は認知症の方と接したことがなく不安があるのですが、職員の方はどんな対応をするのでしょうか?」

 

~ 例3 ~

イメージ「入浴の介助はお背中を流すなどお手伝いレベル」

現場を見た感想「車いすの利用者が浴室に入っていくな。どんな風にお手伝いするのかな?」

質問「車いすの方は、どのように入浴するのでしょうか?」

質問「職員の方が、利用者さんの頭から足先まで洗うのでしょうか?」

 

介護未経験の方は、現場を見れば見るほど、疑問が数多く出てくるはずです。

それを一つずつ見学担当者に聞いて解決すれば、積極性を感じてくれると思います。

 

 

介護施設の見学で、内定に結びつく質問のポイント

メダルのグラフィック

そもそも施設見学する方は少数なので、内定に結びつく質問をしてアピールしましょう。

 

ポイント

  • 相手をうならせる質問は不要。熱意が大事
  • 質問に自己アピールを絡めてみる

 では、それぞれ解説しますね。

 

 

 相手をうならせる質問は不要。熱意が大事

プロに対して知識でうならせる必要はありません。

それより「私はここで働く気だから色々知りたい!だから聞いておきたいんです!」という自分と施設側の距離感を近づける気持ちが重要。

それが熱意となり見学担当者に伝わり、一緒に仕事をしたいという気にさせることができます。

 

 

質問に自己アピールを絡めてみる

 回答がわかりきった質問をすることが、実は有効だったりします。

なぜなら、見学担当者としても見学者の ”人となり” は知りたいものです。

また、求人応募者が自分一人とは限りません。つまり、ライバルがいる可能性があります。

 

のちの採用面接をふまえ、見学時の質問にあなたの自己開示を含めることで、採用担当者の記憶に残りやすくなります。

見学者と見学担当者の双方にメリットがある方法と言えます。

 

~例1~

「私は料理が好きなのですが、レクレーションでお料理やお菓子作りなどもするのですか?」

 

~例2~

例2:「私はYoutubeで介護技術の動画を観るのですが、介護技術の研修はあるのでしょうか?」

 

~例3~

例3:「私の祖母が認知症なのですが、認知症の方も過ごされているのでしょうか?」

 

など、特技の必要はありません。プライベートで介護い関連がある内容がよいでしょう。

見学時に自分の情報を相手に提供することは、のちの面接時の話題作りにもプラスです。

 

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番外編:質問しなくてもよい時がある

見学していく中で、質問をしない方がよいタイミングがあります。

 

・介護現場が忙しい時で、見学案内の職員がソワソワ落ち着かない時

・普段にないことが起きた時(利用者の転倒や認知症の方の不穏)

 

上記の時は、気になったことはメモに残し、場が落ち着いた時に質問した方がよいと思います。

 

 

おまけ:私の実体験話

走る男性

知りたいことは "方法" と "リアルな体験談" と思います。私の体験が参考になれば嬉しいです。

 

 

私が見学や面接を受けた複数の介護施設の対応は以下の通り

 

面接の場所会長室や相談室
面接官施設長や管理者
施設見学の案内役管理者や事務員や相談課長

 

僕が介護業界に就職活動をした事例。

・1社目:施設長との面談後、事務員に見学案内を受ける。面接と見学がセットのパッケージ。結果は不合格。

・2社目:施設長と面談。後日、職場の一日体験ボランティアを実施。結果は不合格。

・3社目:見学未実施。管理者と面談。面接時、多くの質問を実施。11人応募があり、私1人合格。

 

私が介護業界内で転職した事例

・ハローワークより事業所へ見学依頼の電話をしてもらう。後日、課長に施設見学および質問を実施。その後あらためて求人応募し面接。結果、合格。

 

結論として「施設見学で質問した後日、求人に応募する」と最も採用されやすいと感じました。

しかも、施設見学で質問を実施して、事業所が欲しい人材像が理解できたので、履歴書や職務経歴書の作成がスムーズに出来ました。

 

 

まとめ:緊張してもいい。質問すると相性がわかり、内定が近づく!

喜び合う人

 採用面接でも施設見学でも、緊張する方が多いと思います。

初めての場所で初対面の方と話すので、緊張しない方が少数派です。

緊張していいんです。

 

緊張しても実践すれば、自分の働く可能性のある職場とのマッチング判断ができます。

また、採用面接時に自信を持って臨めます。

結果として、自分に合う職場の内定に近づくのではないかと思います。

 

 

しかし正直、自身による見学のアポ取りはドキドキします。

求人アドバイザーやハローワークでは、自分の代わりにアポ取りしてくれて便利です。

しかも個人でアポ取りするより、事業所に対して信頼性があります。

 

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介護士ダディ

デイサービスの介護士 兼 生活相談員です。介護歴10年以上の40代男性。現場の「困った」を減らしたい!また、介護の仕事を検討中の方に向けて、介護現場の「素敵さと大変さ」の両方をリアル発信しています。

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